イラレの公式チュートリアルである「ことはじめ」動画の確か2つ目くらいに、飲食店のメニューか何かを作らされる。私はタブルーラーのところでつまづき、情けないことにタブルーラーもことはじめも苦手になってしまった。
それから約3年。
プライベートでWebサイト用のカンプを作っているのだが、コンテンツとしてメニュー表が必要になった。そろそろ向き合うときが来たと思い、タブルーラーの練習をしてみた。
少し手こずったので、ひと通りの手順をここに記しておく。
タブルーラーを適用させたいテキストをイラレに貼り付ける。
このときに書式設定でエリア文字に切り替えておく必要がある。ポイント文字のままでは上手く適用されてくれない。
整形。
まず商品名と価格が改行されてたので、それぞれの商品ごとに1行にまとめた。
この時点では商品名と価格の間にはスペースもなくくっついている。
そしてここからがタブルーラーを適用するために最も欠かせない作業となる。商品名と価格の間でtabキーを押していくのだ。
これは1回ずつでOK。あと何故か生成された空間の幅が場所によって違ったりするけど、これも気にしなくてOK。
全ての行にtabキーを打ち終わったら、「ウィンドウ」>「書式」> 「タブ」をクリック。
ショートカットも用意されてるみたいなので、好きな方で。
すると、上の画像のような定規が表示される。
この時点ではテキストの見た目はさっきと同じなので、もうひと手間必要。
テキストを選択し、右揃えにする。これでようやく、上の画像のように商品名と価格がそれぞれ両端に寄ってくれる。
今回私の目的としてはここまでで十分だったのだが、リーダー(例えば商品名と価格の間に「・・・・」を表示させるやつ)も表示させる練習をしてみたかったのでやってみた。
「タブ」ウィンドウ上部の「リーダー」欄に中黒(・)を入力するとできるはずなのだが、
面倒なことに、これまでと同じようにテキストボックスを選択したままでは「リーダー」欄に文字を入力させてもらえない。入力はできるのだがenterを押すと消えてしまった。
ではどうするか。
まず、テキストの最初の行をカチカチクリックして、カーソルを行の中に置いておく。
次に、上に出ている定規にマウスを持っていき、商品名と価格の間に広がる空間の真ん中ら辺の真上くらいかな〜と思うところにある目盛をクリックする。
何を言っているか分からないと思うが、その場合は「書式」>「制御文字を表示」を選択すると各行のタブが入っている場所が分かるようになるので、それぞれの真上を目指すといい。
目盛をクリックしたら、「リーダー」欄に中点を１つ入力し、enterを押す。
点々が表示された。
これを全ての行でやっていく。
と、ここまで書いたものの、私はたった8行だったのでこんな風にちまちまやっていてもよかった。しかし行数があまりに多いと地獄を見るだろう。
そんなときは、テキストボックス内の文字を全選択すれば一気に全ての行に適用できるようだ。その場合も商品名と価格の真ん中あたりの目盛をクリックするのを忘れないように。
ちなみに、リーダーを付けたり消したりもテキストの文字を全選択すれば簡単にできちゃう。
テキストボックスの幅を変えると真ん中の幅が変わる。点々も増える。
あとはお好みで整形しよう。
完成。
とりあえずタブルーラーのことは怖くなくなった。よかった。
「リーダーを点じゃなくて線とかもっとおしゃれな感じにしたい」「価格を最後じゃなくて先頭で揃えたい」という要望には残念ながらお応えできない。そこまでは試してない。
頑張って検索してください。
Adobe公式のマニュアルはこちら。
Illustrator のタブの使用